いつもその先は未定。

自分で全部責任とる覚悟だけあれば何したっていいじゃない。

働き方について

働くということについてよく考えるのです。

特に前の会社では毎年異動があったので、初めての仕事仲間や、初めての仕事場所で取り組むときに、「どうしたら馴染めるのか」「どうしたら認めてもらえるのか」ということを考えることが多かったの。

 

相手に代わってほしければ自分が変われ。理解は気づいた方からするもの。」

by キミツー映画「母さんが僕をどんなに嫌いでも」より

 

このセリフがそんな時、頭をよぎります。

「母さんが僕をどんなに嫌いでも」は映画館で見たけど胸がえぐられるほど悲し苦しかったわ。

これはお金持ちのキミツくんが言う、他人の理解についてのセリフだけれど、私は、どんな時も「気づいた人がやればいい」と思うの。

理解にしたって、仕事にしたって。

仕事してると「もっとこうした方がいいのに」と思うことがあるじゃない。それと同時に「私の仕事じゃないわ、あの子がやらなきゃいけないのよ」と思うこともあるじゃない。

そうではなくて「私が先に気づいたのね、これは私がやることだわ」と思うの。

そんなに何もかもあの子が気付けるわけじゃないし、自分が気付けたことはそれだけであなたに使命が与えられたようなものなのよ。

気づきは神様からの啓示なのよ。あなたがやるべきよ!

ただ、赴任したては、気づくことがあっても「出しゃばっちゃよくないかしら」と思うじゃない。それでもやるの。

それでも、自分が気づいていいと思うことはやるの。そうすることでとにかく、自分にできることがあると自信になるし、常に考え続け動くことが自然にできるようになるわ。

思いついたことを、思いついた先から「でも、目立ちすぎかしら。失敗して迷惑かけちゃうかしら。指示を待ってた方が無難ね」と打ち消し続けたら、何も考えられなくなる。指示の通りにしか動けない、ロボット人間になってしまうわよ。

 

千里の道も一歩から

 

これは私が最近実感したことなんだけど、やっぱり何事もコツコツやるしかないのよ。それが一番近道なの。

短期のバイトでチラシ配りをやっていたことがあるのね。1000部のチラシをいかに早く配るかを考えるじゃない。

高層マンションがあれば、手っ取り早くてずらっと並んだポストにどんどん入れて、100くらい稼げたりするわけ。でも高層マンションも10も20もあるわけじゃない。

そこで次に考えるのが、小さなアパートでも一気に6〜10くらい入れられる物件。ただ、これを探している間に、一軒家をいくつか通り過ぎるのよね。

初めは見向きもしていなかったのよ。一軒ずつ入れてたら日がくれると思ってね。でもアパートに入れてもいよいよ減らなくなってきたわけ。「これはもしやコツコツやるしかないのね!」と気づくじゃない。

一軒ずつ入れていきます。

するとびっくり、みるみる減っていくのよ。一軒ずつ入れて行った方が、断然減るのよ。自転車乗ったり降りたり乗ったり降りたり、おまたが擦れるかと思ったわ。でも、一気にチラシはなくなったわ。

 

「そうなのね。コツコツが、やっぱり大事ね。一気にやろうとするのは横着が悪い、とかそう言う話じゃなくて、面倒でもコツコツが一番早いのね、そうなのね。」と。

焦りそうになる時、考えばかり先に行きそうになるとき、自分に言い聞かせているわ。

 

働くことはまだまだ考察があるから、今日はここまで。

次号もお楽しみに。